横浜市内の体外受精が受けられるクリニックを紹介しています
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ここでは、生殖医療専門医や、横浜市内で日本生殖医学会生殖医療専門医の所属するクリニックについて解説しています。
生殖医療専門医とは、一般社団法人日本生殖医学会が設けている生殖医療専門医制度によって認定された、生殖医療に関するエキスパートの医師です。
生殖医療専門医の資格取得には、一般不妊治療や生殖補助医療に関する充分な専門知識を持つことに加え、所定の研修施設で実習を重ねた上で、一般不妊症例を5例以上、体外受精(胚移植)・顕微授精を5例以上、合計10例以上の実績を積み、症例レポートを作成するなど、臨床医としても研究医としても幅広い経験を積んでいることが必要となります。
2018年4月1日時点で、生殖医療専門医は日本全国に725名、神奈川県内では55名が複数の医療機関に所属しながら、多くの人の不妊治療に当たりつつ、後進の育成にも努めています。 確かな不妊治療によって妊娠の成功率を高めるには、優れた生殖医療専門医を探すことが秘訣の1つといえるでしょう。
当サイトで紹介している体外受精に対応したクリニックの中から、横浜市内で日本生殖医学会の生殖医療専門医が複数名在籍しているクリニックを一部ご紹介します。
横浜市立大学附属市民総合医療センターの歴史は、明治4年に日本で2つめの洋式病院として誕生した、仮設市民病院から始まっており、2021年には創立150周年を迎える、国内有数の老舗病院です。また、大学病院としても最先端医療技術の研究・開発に努めながら、地域医療に貢献しています。
生殖医療センターは、不妊治療の専門科として2012年に新設され、高度医療を受けられるだけでなく、男性と女性が同じ病院施設で生殖医療を受診できる医療機関としても、数多くの夫婦から重宝されています。
その他、将来に出産を望む女性が、がんなどの治療を受ける際に、妊娠の可能性を残す為の妊孕性温存外来が設けられていることも特徴です。
横浜市立大学附属市民総合医療センターでは、不妊治療の担当医として7名の医師が在籍しており、その内、日本生殖医学会の生殖医療専門医は3名(女性医師1名・男性医師2名)となっています。
横浜市立大学附属市民総合医療センターの体外受精の口コミを見る
みなとみらい夢クリニックでは「できるだけ自然に命を授かりたい」という「夢」を叶えるためなるべく薬や注射を使用しない治療方針を掲げているクリニック。年中無休で子どもを授かりたい夫婦に寄り添います。
もちろん、状況に応じて「体外受精」や「採卵・採精」「胚移植」なども治療の選択肢として選ぶことも可能です。
長期不妊治療をされている方の心と体をほぐし妊娠しやすい身体を作るために植物エッセンスオイルを使用したアインライブングを取り入れ自然治癒力を高める施術も行っています。
みなとみらい夢クリニックでは不妊治療の担当医として7名の医師が在籍しており、その内、日本生殖医学会の生殖医療専門医は3名(女性医師2名・男性医師1名)となっています。
平成20年より不妊治療専門施設を行っており、生殖医療専門医以外の医師も日本生殖医学会に所属するなど専門性の高い医療を目指しています。
体外受精や顕微授精を行う登録施設として不妊治療を行う医療機関ではありますが、不妊治療で使われる注射や薬はできる限り使用しない診療方針で肉体的・精神的負担を軽減する治療の提供を心がけているのだそうです。
また、治療結果を分析し学会発表、HPに記載するなど研究にも熱心な医師が所属しています。
その人自身の精神的・経済的負担を極力少なくした診療をオーダーメイドで行っています。タイミング法や人工授精から高度生殖補助医療である体外受精や顕微授精を実施。治療の選択は検査結果や年齢を踏まえて決定し、妊娠に至らない場合は治療をステップアップする治療方針を取り入れています。
検査の一部は専門性の高いクリニックで行うため、今の自分の身体の状態を見つめなおし、より精度の高い治療が受けられるようになります。不妊治療は、自費診療の部分が多くなるため、経済面への負担が大きくなりやすいのが現実。CMポートクリニックでは、自費診療の費用を詳しく記載することで、「費用が分からない」という精神的負担を軽減しています。
特殊外来も行っており、不妊カウンセラーである看護師さんが不妊治療への悩みや疑問の相談を行っています。
CMポートクリニックでは不妊治療を担当している医師は1名。日本生殖医学会の生殖医療専門指導医の資格を持っています。
「出会った人としっかりと信頼関係を築き上げ、個々の体の変化に目が行き届く診療がしたい」と初診から妊娠まですべてを院長が一人で担当しています。
院長は出産までずっと寄り添いたい思いがありますが、不妊治療をしている夫婦にとって妊婦さんを見ることは辛いこと。そういった精神的負担を配慮し、不妊治療を専門にしたクリニックを運営されています。
不妊治療と一言で言っても治療内容や検査は色々な種類があります。できる限り無駄な治療や検査は行わず、同じ検査を2回も受けることが無いように治療を進めていくことを大切にしています。
大変な不妊治療だから目指した「気軽さ・便利さ」。不安の多い治療だから寄り添って共に歩む治療の提案。ずっと頑張って待ち望んでいた大事な卵子は絶対に無駄にしたくないという夫婦の気持ちを一番に考え、大事な種に優しく水をあげるような対応を心がけています。
「痛い」「辛い」「やめたい」そんな時にはいつでもお休みしてもらって「またいつでも来てください」と何度でも送り出し、何度でもお迎えするというスタンスでその人自身に向き合っているのだそう。セカンドオピニオンも転院も希望される方にも丁寧に対応しているクリニックです。
もっと肩の力を抜いて不安なことを吐き出すだけでも大丈夫、相談だけでも大丈夫。「不妊」だけではなく「不育」のすべてを治療に努めています。体だけでなく、心までおひとりおひとりに寄り添うことを大切にしているクリニックです。
神奈川レディースクリニックでは不妊治療の担当医として5名の医師が在籍しており、その内、日本生殖医学会の生殖医療専門医は3名(女性医師0名・男性医師3名)となっています。
院長の小林医師は医学部卒業後から長年不妊症や不育症(習慣流産)について学び続け同時に診療もされてきました。30年ほど前から診療にIVFを取り入れ多くの女性たちを出産へと導いています。大きな病院より、もっと身近に診察ができるようにとクリニックを開設されました。
副院長の齋藤医師も長年不妊症・不育症の研究を行っており、早い段階で凍結受精卵による妊娠を取り入れた実施施設で経験を積んでいます。その人自身のペースで、ゆったりと相談にのれる医療を目指しています。
人工授精や体外受精(顕微授精含む)を行う不妊治療専門施設です。そのため、検査のみを希望される人の受付は行っていません。初診は完全予約制・すべて自費負担。自費の詳細はHPに詳しく記載されており、金銭面での不安が少なくなるように配慮されています。
タイミング法や人工授精、体外受精、卵巣刺激、顕微授精、受精卵凍結保存、精子凍結保存など年齢や希望に合わせてステップアップの提案を積極的に行っているのが特徴。専門的な知識を持った医師が、その人自身にあったアドバイスと診療を心がけています。
横浜HARTクリニックでは不妊治療の担当医として1名の男性医師が在籍しており、日本生殖医学会の生殖医療専門医です。常に「身内」のように思い、そのために必要な診療を行っています。
精神面・体への負担はもちろんですが、産まれてくる子供に対しても配慮が必要だと考えて、受精卵の培養や凍結の際も可能な限り負担がかからないように対応を心がけています。
多すぎる情報から混乱してしまう気持ちを考え、その時に最善と考えられる方法が選択できるよう丁寧な治療を提案しているのです。長くて辛い道のりになるかもしれない不妊治療にストレスを感じずに継続して通院できる作りにも取り組んでいます。見えない部分を一番大切にしているクリニックです。
産科・婦人科に合わせて2018年より妊活部門を開設。一般不妊治療や人工授精、体外受精(顕微授精・胚凍結保存・凍結融解胚移植)、アシステッドハッチング、漢方療法など様々な不妊治療を行っています。治療にかかる費用もHPに詳細が記載してあり、5,000円以上はクレジットカード使用可能です。
「優しく・親切・丁寧・迅速に」初代院長の言葉通り、子どもを授かりたいという夫婦の気持ちに寄り添いながらも、明るく笑顔でお迎えすることを大切にしています。
コシ産婦人科では不妊治療の担当医として4名の医師が在籍しており、その内、日本生殖医学会の生殖医療専門医は2名(女性医師1名・男性医師1名)となっています。
生殖医療専門医である副院長・リプロダクション部門部長の鈴木医師は東海大学医学部産婦人科の准教授です。日本産科婦人科学会専門医・指導医でもある鈴木医師は女性のヘルスケア専門医・女性のヘルスアドバイザー。不妊治療だけでなく妊娠準備期を含め女性としての健康をトータル的に診療することができます。
生殖医療専門医の女性医師、和泉先生も日本産科婦人科学会専門医・指導医としてコシ産婦人科の常勤医師、横浜市大学市民総合医療センターの生殖医療センターの非常勤として勤務されるなど活躍されています。
杉ウイメンズクリニックは、不育症の検査、治療を行っているクリニックです。院長は「不育症の可能性のある人は無事赤ちゃんを産むという目的だけでなく、将来おこり得る疾患を予防する」ということも大切にしており、不妊症の専門家として、著書の執筆も行っている医師です。
流産を繰り返したり子宮内胎児死亡を経験されたりした方を対象に、不育症に対応するため比較的新しい検査や治療を採用しているのが特徴です。
院長自身、研究や診療に励み、不育症に悩まれる方のために尽力し続けています。今まで数多くの不妊に悩まれる方を診てきた経験を持ちます。
常に比較的新しい治療を提供できるよう研究室も設置。数々の実績を持っており、来院される人も多くなっています。
日本生殖医学会生殖医療専門医、日本血栓止血学会認定医などの資格を所有する医師が在籍しています。院長を務める杉医師に師事される医師もいるほどです。
診療にあたりながら、不妊で悩まれる方の原因を探るため日夜研究に励まれているのが特徴。来院される方の話を熱心にヒアリングし、納得のいく結果となるようスタッフと連携しながら診療にあたります。
神奈川県の周産期母子医療センターとして機能している医療機関。 年間の分娩件数は1000件(※2021年10月時点)を超えるほどで、緊急性のある妊婦さんの搬送を受け入れしています。 不妊治療は、体外受精や顕微鏡受精などの治療に尽力しており、多くの方の診療を行ってきました。
婦人科部門で行うがん治療では、腹腔鏡手術やロボット手術を採用し、体への負担がなるべくかからないよう配慮しているのが特徴です。子宮がんや卵巣がんにも対応しており、良性腫瘍や子宮脱、不妊症などを患っている方には、積極的に腹腔鏡下で行える手術を採用しています。
生殖医療を専門とする医師が2名おり、比較的高度な技術を要する診療を行っています。不妊症を専門とする認定看護師や医療コーディネーター、検査部門のスタッフと連携を取りながら、安心してもらえるよう努力しているのが特徴です。
慎重に治療の段階を上げていきます。さらに、無事妊娠に至った方にも徹底したサポート体制のもと、スタッフ一丸となり分娩や産褥期のケアにあたります。