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体外受精にステップアップを考える適切なタイミング

体外受精へのステップアップには、適切な時期がいくつかあります。タイミング治療や人工授精にトライしたあと、ブライダルチェックを受けたあと、年齢を重ねたとき、AMHの値が良くないときなどに、体外受精を検討してみると良いでしょう。

タイミング治療や人工授精を行ったが、授からなかったとき

体外受精へのステップアップを考えるのは、タイミング治療や人工授精を行っても授からなかったときが、一つのきっかけとなります。不妊検査を受けて不妊の原因がはっきりしなければ、タイミング治療を半年〜1年ほど続けることが一般的です。タイミング治療で妊娠に至らなければ、人工授精にもトライします。人工授精を3回〜6回ほど行っても授からない場合は、不妊の原因をさらに探るためにも、体外受精を検討してみましょう。

ブライダルチェックで異常が見つかったとき

ブライダルチェックで異常が見つかったときも、体外受精へのステップアップを考えるのに適したタイミングです。ブライダルチェックでは、性感染症や生活習慣病、ホルモンの検査などを行います。そのほか、女性は子宮や卵巣に関する検査、男性は精液や射精障害に関する検査などを追加することが可能です。

卵管閉塞と診断された場合には、タイミング治療や人工授精での妊娠は難しいので、体外受精から始めることをすすめられる可能性があります。男性不妊の場合は数回ほど人工授精を行ってから体外受精へ移行することもありますが、無精子症と診断されたときには専門の病院への転院が必要になるかもしれません。

年齢から考えるステップアップのタイミング

年齢ごとの妊娠しやすさという観点からも、体外受精へのステップアップのタイミングが変わります。20代~30代前半の方は、とくに不妊の原因が分からない場合、タイミング治療を半年〜1年継続。人工授精を3回〜6回行っても妊娠に至らなければ、体外受精を検討します。

35歳~39歳の方は、20代~30代前半の方ほどはタイミング治療や人工授精に時間をかけず、早めに体外受精へのステップアップを考えるのも一つの手です。40歳以上の方は、タイミング治療や人工授精は行わず、体外受精から開始することをすすめられるケースもあります。

AMHの値が良くないとき

AMHは「アンチミューラリアンホルモン」の略で、卵胞から分泌されるホルモンのこと。AMHは、卵子の残りの数の目安を示す値です。AMHの値が良くないときにはタイミング治療や人工授精にはあまり時間を割かず、体外受精へのステップアップをすすめられることもあります。