菊名西口医院

菊名西口医院について、詳細を紹介しています。

菊名西口医院口コミ

※上記の口コミはあくまでも個人の見解であり、体外受精による妊娠の成功を示すものではありません

※また体外受精には使用する薬による副作用や、出血などのリスクを伴うこともあります

菊名西口医院口コミの総評

菊名西口医院に通院していた方の声をチェックすると、相談のしやすさを高く評価している意見が多い印象です。「話しやすかった」「丁寧に説明してくれた」「親身に対応してくれた」など、医師や看護師の対応の印象が良いと感じた人が多くいました。体外受精などの治療を受ける際、分からない点もあり不安になるのは当然です。しかし相談が誰にもできなければ、不安は解消されません。菊名西口医院では不安を少しでも払拭した状態で治療に臨んでほしいと思っているようで、しっかりと一人ひとりの声に耳を傾けた診療を心掛けてくれているでしょう。

また子連れでも受診しやすかったという声もあり、子供がいる方でも問題なく受診できる体制になっているようです。

体外受精を行っている
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菊名西口医院の特徴

自然妊娠を目指した患者さん主導の不妊治療

菊名西口医院では患者さん主導の不妊治療を行っています。自然妊娠を極力目指し、患者さんの気持ちを尊重しながら必要な検査と治療を実施。患者さんの年齢や状況、治療歴、病状、バックグラウンドやライフスタイルなど丁寧にヒヤリングをして急がず、納得できるまで時間を掛けて対応しています。

基本的な治療過程

菊名西口病院の基本的な流れとして、まず始めにタイミング指導を約6回行います。この段階で妊娠が成立しない場合は人工授精を約6回行います。それでも妊娠成立しない方には体外受精、顕微授精の順で治療を行いますが、こちらはあくまでも基本の流れです。患者さんの年齢や状態、意向を尊重して治療を進めます。

状況に応じた検査内容

自然妊娠を目指している菊名西口病院では、まず女性の排卵チェックをするための基礎体温表や膣式超音波検査、子宮頚管粘液検査、尿中ホルモン検査などを実施。男性側には精子濃度をチェックします。

検査で排卵障害が確認された場合は排卵誘発剤の内服や注射を使います。またホルモン障害であった場合はホルモン補充療法を行います。

男性の精子濃度が少ない乏精子症や精子運動率が10%以下の精子無力症の場合は、人工授精からスタートし、その後体外受精、顕微授精へと段階的治療を行います。

初診患者数は年間約650人（※1）

公式サイトのデータによると、菊名西口医院は年間約650人の妊娠希望の初診患者さんが受診（※1）しています。
※1参照元：菊名西口医院公式HP｜2023年6月時点公式サイトで確認できた情報（https://kikuna-nishiguchi-iin.jp/funin.html）

タイミング指導での自然妊娠率約55％（※2）

菊名西口医院に受診する患者さんのうち、タイミング指導（卵管通水、子宮鏡、排卵誘発剤を含む）で自然妊娠する方は約55％（※2）。自然排卵できる患者さんには排卵誘発剤は使わない方針を採っています。

人工授精での妊娠率約10％（※3）

タイミング指導で妊娠しない中等症の不妊患者さんへは、次のステップとして人工授精を案内。菊名西口医院ではこの人工授精の妊娠率は約10％（※3）という実績があります。一見低い成功率に見えますが中等症の不妊患者さんの成功率としては悪くありません。

ART（生殖補助医療）での妊娠率は約25％（※4）

生殖補助医療である体外受精（IVF）・顕微授精（ICSI）での妊娠率は約25％（※4）です。

ARTの実績件数は年間200件（※5）

菊名西口医院ではART（体外受精・顕微授精・凍結融解胚移植）は年間約200件（※5）、人工授精は年間約650件（※6）実施しているとのこと。また、初診から1年間で約60％の患者さんが、2年間では約80％の方が妊娠（※7）しています。

2001年（平成13年）の開院から2023年1月の調査時点の間で、約6,000人が患者さんが妊娠していると公式HPには記載されています（※8）。

※1※2※3※4※5※6※7※8参照元：菊名西口医院公式HP｜すべて2023年6月時点公式サイトで確認できた情報（https://kikuna-nishiguchi-iin.jp/funin.html）

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菊名西口医院の不妊治療・費用について

菊名西口医院は特定不妊治療費助成事業医療指定施設として認定されており、医師を始めとして不妊治療について専門的なスキルを身につけた看護師や臨床検査技師、胚培養士などのプロフェッショナルが患者の不妊治療をサポートしています。また、その上で可能な限り自然妊娠による妊娠を目指しており、患者のライフスタイルやペースを尊重しながら不妊治療のプランを提案してくれることも特徴です。

そのため最初はタイミング法が指導され、さらに個々の患者の治療歴や年齢、その他の事情を考慮した上で中等症以上の不妊治療へと進めていきます。

人工授精

最初にタイミング法の指導を約6回行った上で、それでも妊娠が成立しなければおよそ6回までを目安として人工授精が行われます。人工授精ではあらかじめ男性に精子を採取してもらい、それを洗浄培養処理してから女性の子宮へと注入します。

医師によって精子の注入を人工的に行うものの、自然妊娠に近い不妊治療といえるでしょう。

体外受精(採卵・培養・胚移植)

男性側に関して、そもそも精子の濃度が1000万/ml以下と薄い乏精子症であったり、精子の運動率が10％以下という精子無力症であったりする場合、人工授精からスタートしつつ体外受精が検討されます。

体外受精は男性の精子と女性の卵子を採取した上で、それぞれを接触させて受精卵を作成させ、あらためて細胞分裂が始まって良好な状態の胚を子宮へ移植する方法です。

受精卵の細胞分裂がきちんと開始されてから女性の胎内へ移植して着床を目指すため、通常の性交などでは妊娠が困難とされるケースでも妊娠を目指せます。

顕微授精（採卵・顕微授精・培養・胚移植）

顕微授精は、体外受精をさらに発展させた不妊治療です。顕微授精ではまず採卵・採精した上で、顕微鏡下で卵子の細胞へ精子の細胞核を注入し、人工的に受精卵を作成します。そしてその受精卵を培養して良好な胚まで調整してから、女性の体へ移植するという流れです。

単に卵子と精子を接触させるだけでなく、手技によって精子と卵子から受精卵を作成するため、通常の体外受精よりも妊娠率を高めていける可能性があります。

アシステッド・ハッチング（透明体開孔法）

ニワトリの卵のように、受精卵にも細胞を保護するための透明な物質が付随しており、それを「透明帯・透明体」などと呼びます。

アシステッド・ハッチングは、その透明帯にあらかじめ穴を開けておき、受精卵・胚が女性に着床しやすいよう事前調整しておく手法です。ただし、アシステッド・ハッチングは妊娠の成功率を向上させられると期待される反面、一卵性双生児が増えるという報告がされている点も要注意です。

アシステッド・ハッチングは体外受精・顕微授精と併用して行われるため、それぞれの治療を前提として実施されることに注意してください。

男性不妊治療（漢方）

男性の精子の状態や品質は健康状態や生活習慣などによっても左右されるため、菊名西口医院では女性のための不妊治療だけでなく、男性の側にも漢方療法などによる不妊治療や妊活サポートを実施しています。

菊名西口医院は漢方外来を開設しており、天然由来の生薬などを活用しつつ、正しい服用を指導することで自然治癒力の強化や健康状態の改善などを目指している点が特徴です。

なお、漢方による治療や生活習慣のサポートは男性側だけが受けられるものでなく、希望すれば女性も一緒に治療を受けられます。

菊名西口医院の不妊検査

菊名西口医院で実施されている不妊検査について紹介します。

子宮鏡検査

子宮鏡検査は不妊原因をスクリーニングするための代表的な検査の1つであり、基本的には超音波検査や子宮卵管造影検査と併用して実施される検査です。

子宮鏡と呼ばれる医療用の小型カメラを膣へ挿入後、子宮口から子宮内へカメラで撮影しながら移動。子宮の状態を視覚的にチェックできるのが特徴で、イメージとしては胃カメラ検査の子宮版と考えるとよいでしょう。

卵管通水検査

卵管通水検査もしくは卵管通気検査とは、子宮口から生理食塩水や炭酸ガスといった液体もしくは気体を注入して、子宮から卵管を通って腹腔まで適切に通過するか、その流れの正常性を確認するための検査です。不妊原因を探るための一般的なスクリーニング検査の1つであり、生理食塩水などの液体を使って菊名西口医院では卵管通水検査が実施されます。

卵管通水検査で子宮から卵管への通り道が塞がっていると判明した場合、卵管狭窄の疑いが生じます。

抗精子抗体検査

抗精子抗体検査とは、抗精子抗体と呼ばれる抗体が女性の体内に存在しているのか、またその抗体の働き方などを確認するための検査です。

抗体とは免疫反応によって賛成される、異物を除去するための物質です。そして、そもそも女性の体にとって体外から侵入する精子は異物であり、異物として精子を攻撃するための抗精子抗体が女性の子宮や膣、卵管などに存在していた場合、精子の働きを阻害して妊孕性を低下させる可能性があります。

精液検査

精液検査は男性側の不妊原因の有無を調べるために必要な検査です。精液検査では事前に採取した男性の精液をチェックして、精液中に存在している精子の数や形状、運動率といったポイントを複合的に検査します。

精液中に精子の数が少なければ、妊娠させる能力があまり期待できず、また精子の数は十分でも運動性に問題があった場合、抗精子抗体などによって働きを阻害されて結果的に卵子まで到達できず受精できないといったケースが想定されます。

菊名西口医院の医師について

院長　石田徳人医師

菊名西口医院の院長を務める石田徳人医師。公益社団法人日本産科婦人科学会認定「産婦人科専門医」の資格を持っており、知識を活かして不妊治療から出産までをサポートしてくれます。カナダへと留学し、産婦人科について詳しく学んだ経歴を持っており、聖マリアンナ医科大学産婦人科医長を務めた後に、菊名西口医院を開業しました。「よい医者は患者さんの目を見て話し、検査や治療を強制しない」という考えのもと、希望に沿った治療をすることを心がけているそうです。なお、男性不妊は専門にしていないため、専門治療が可能な泌尿器科を紹介しています。

石田徳人医師情報

• 公益社団法人神奈川県医師会認定「母体保護法指定医師」
• 公益社団法人日本産科婦人科学会認定「産婦人科専門医」

培養士・看護師・医師で行うチーム医療の提供

ナーバスになりがちな不妊治療を精神的にも支えるため、受付、培養士、臨床技師まで、治療に関わるスタッフは丁寧な対応を心がけているのだそうです。菊名西口医院は、婦人科、女性内科、産科を併設しているため、不妊治療から妊娠後まで一貫した治療を受けることができます。また、質の高い医療を提供するため、培養士、看護師、医師によるチェック体制を徹底。安全な医療の提供を心がけているそうです。菊名西口医院に来院する方の多くは、家族や友人、知人の紹介からの紹介。その信頼を裏切らないよう、来院する方の気持ちを大切にしながら、親身になった対応をしてくれます。

施設の紹介

医院外観

レンガ造りの落ち着いた佇まいのクリニックです。可愛らしいマークがお出迎えしてくれます。

待合室

木目調で温かみの感じられる待合室。黒いソファーに腰掛け、ゆっくりと待ち時間が過ごせます。静かな音楽が癒しを与えてくれるでしょう。

主診療室

ゆったり広々な空間になっており、まるでホテルのラウンジのような雰囲気です。どこか懐かしさもある空間でしょう。

培養室

万が一に備えセキュリティも確保されている空間で、白を基調とした清潔感のある培養室です。

4Dエコー

立体的に胎児の状況を確認できる４Dエコー。胎児が正常に発育しているかどうかなどを正確にチェックしていきます。

菊名西口医院について

菊名西口医院のアクセス情報

菊名西口医院の詳細なアクセス情報は下の地図をチェックしてください。