横浜市の不妊相談窓口とサポート内容について

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日本の夫婦の約6組に1組が不妊の悩みを抱えているとされています。不妊治療は身体的・精神的・経済的負担が大きいため、適切なサポートを受けることが重要です。

横浜市では、不妊治療を検討している方や治療中の方のために、専門家による無料相談窓口を設けています。本記事では、横浜市の不妊相談窓口とそのサポート内容について解説します。

横浜市の不妊相談窓口とは?

横浜市では、不妊に関する悩みを抱える方々に向けた専門相談窓口を設置しています。ここでは、以下のような相談が可能です。

  • 不妊治療に関する医療相談
  • 治療にかかる費用や助成金に関する情報提供
  • 心理的サポート(カウンセリングなど)
  • 不妊治療に関する制度や手続きの説明

相談方法

  • 電話相談:指定の相談窓口へ電話で相談可能
  • 窓口相談:事前予約のうえ、専門員と対面相談
  • オンライン相談:一部オンラインでの対応もあり

対象者

  • 横浜市在住または勤務している方
  • 不妊治療を考えている、または現在受けている夫婦やパートナー

横浜市の不妊相談窓口の種類

不妊・不育専門相談
(横浜市立大学附属市民総合
医療センター)

  • 相談内容:不妊治療の進め方や選択肢、体外受精や人工授精などの治療方法の説明、不妊治療に伴うリスクや副作用についてのアドバイス
  • 対応する専門家:婦人科医、日本生殖医学会生殖医療専門医
  • 費用:無料
  • 相談方法:事前予約制
  • 相談場所:横浜市立大学附属市民総合医療センター 3階 地域・連携相談部
    TEL 045-261-5656

不妊・不育心理専門相談
(済生会横浜市東部病院)

  • 相談内容:治療中のストレス管理、夫婦間のコミュニケーションのサポート、治療に対する不安の軽減
  • 対応する専門家:公認心理師
  • 費用:無料
  • 相談方法:事前予約制
  • 相談場所:済生会横浜市東部病院(横浜市鶴見区下末吉3-6-1)
    TEL 045-576-3000
チェック
相談したい院が見つかる!
横浜にある体外受精の
クリニック3選

本サイトでは、横浜で体外受精を検討されているご夫婦に向けて、お二人の状況に合ったクリニックをご紹介。

「40代でのご出産を考えているご夫婦」
「第二子不妊にお悩みのご夫婦」
「男性不妊で治療が必要なご夫婦」

それぞれの状況に寄り添ったクリニックを調査しました。

診療時間や料金も確認できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

相談窓口の利用方法

  • 予約方法:各窓口への電話またはオンライン予約が可能
  • 相談できる対象者:横浜市在住・在勤・在学の方
  • 相談費用:無料
  • 相談時間:1回30分〜1時間程度(利用回数に制限がある場合あり)

横浜市のその他の不妊サポート
制度

不妊治療に関するセミナー・
講習会

  • 内容:不妊治療の基礎知識、妊活に必要な栄養素、体験談の共有
  • 参加費:無料
  • 参加方法:オンラインまたは対面形式

ヨコハマ妊活SNS相談事業

  • 相談内容:不妊治療、不育症、夫婦間のコミュニケーション、性の問題など
  • 相談方法:LINEでのテキスト相談・Zoomでの通話相談
  • 利用方法:LINEの「友だち追加」をして登録し、クーポンコードを入力

不妊相談窓口を利用する際に
用意していたほうが良いもの

横浜市の不妊相談窓口を利用する際に、スムーズに相談を進めるために用意しておくと良いものを紹介します。

相談内容を整理したメモ

相談時間が限られているため、以下のようなポイントをメモしておくと的確なアドバイスを受けやすくなります。

  • 現在の状況:妊活を始めた時期、これまでの治療歴、不妊の悩みなど
  • 相談したい内容:治療方法、費用、夫婦間の悩み、ストレス対策など
  • 気になっている症状:月経不順、ホルモンバランスの乱れ、体調の変化など

これまでの医療情報や
検査結果

もしこれまでに受けた不妊治療や検査の情報があれば、医師がより適切なアドバイスをしやすくなります。あればで構いませんので、なければ無理をして用意しなくても大丈夫です。

  • 基礎体温表(記録している場合)
  • 過去のホルモン検査・血液検査の結果
  • 不妊治療歴(人工授精・体外受精の回数など)
  • パートナーの精液検査結果(男性不妊の相談の場合)

相談窓口の予約確認情報

横浜市の不妊相談窓口は基本的に予約制 なので、事前に予約をしておく必要があります。

  • 予約完了メールや予約番号(オンライン予約の場合)
  • 予約した日時・相談場所のメモ
  • 相談窓口の連絡先(急な変更やキャンセル時に連絡できるように)

本人確認ができるもの

  • 健康保険証(必要な場合に備えて)
  • 横浜市在住・在勤・在学を証明できるもの(相談窓口によっては必要になることも)

パートナーの同席が可能な
場合は日程調整

夫婦での相談を推奨している窓口もあるため、可能ならパートナーのスケジュールを確認しておくとよいでしょう。

心理相談の場合は心の状態を
整理

心理相談を利用する場合、具体的にどのような心の負担を感じているかを整理しておくと、より的確なアドバイスを受けやすくなります。

  • 治療や妊活によるストレスの具体的な内容
  • 夫婦間の悩みや周囲との関係性についての気持ち
  • 生活習慣の変化や気分の落ち込みなど

SNS相談やオンライン相談の
場合の準備

  • LINEのアカウント登録・友だち追加(SNS相談の場合)
  • Zoomのインストール(オンラインセミナーや相談の場合)
  • 安定した通信環境(Wi-Fi推奨)

まとめ

横浜市では、不妊に悩む方々のために、専門的な相談窓口を提供しています。医学的なアドバイスを受けられる「不妊・不育専門相談」と、心理的なサポートが得られる「不妊・不育心理専門相談」があり、どちらも無料で利用可能です。

不妊治療に関するセミナーやSNS相談サービスの活用も、不妊治療を進める上で有効な手段となります。不妊治療に悩んでいる方は、まずは相談窓口を活用し、適切なサポートを受けてみてはいかがでしょうか。

ご夫婦に合った
横浜にある体外受精
クリニックおすすめ3選

体外受精のクリニック選びで大切なのは、ご夫婦の状況に合った治療を受けられることです。
横浜にあるクリニック14院の口コミや実績を分析し、お二人の状況に寄り添った3院を調査しました。

40代~
ご出産を考えている
ご夫婦にも心強い
メディカルパーク
ベイフロント横浜
メディカルパーク ベイフロント横浜
引用元:メディカルパークベイフロント横浜公式HP
https://medicalpark-bf-yokohama.com/
おすすめの理由

40~41歳の妊娠率が、2025年1月時点で開示されている最新(2022年度)の全国平均の妊娠率が約30%(※1)に対して、約50%(※2)と平均を上回る実績があります。
卵子への負担を軽減する培養技術も活用し、妊娠が難しい患者様へのサポートに注力しています。

TEL
045-620-6322
第二子不妊の
ご夫婦でも
通いやすい
みなとみらい夢
クリニック
みなとみらい夢クリニック
引用元:みなとみらい夢クリニック公式HP
https://mm-yumeclinic.com/about/
おすすめの理由

保育士常駐のキッズルームを設けており、「親子待合室」としても利用できます。
通常の待合室とは扉で区切られているため、待ち時間も周囲の視線を気にせず、お子さまと一緒にいられます。通院回数が多い体外受精でも安心して通えるクリニックです。

TEL
045-228-3131※6
男性不妊の
外科的治療が必要な
ご夫婦におすすめ
横浜市立大学附属
市民総合医療センター
横浜市立大学附属市民総合医療センター
引用元:横浜市立大学附属市民総合医療センター公式HP
https://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/index.html
おすすめの理由

不妊の原因に多くみられる男性不妊症の治療実績(※3)において神奈川県内1位(※4)を誇る病院です。一般男性の約7人に1人(※5)にみられる「精索静脈瘤」、約100人に1人(※5)に発症すると言われる「無精子症」まで、他院では対応が難しい男性不妊治療を受けられます。

TEL
045-261-5656
※2025年1月編集チーム調べ

※妊娠率(臨床妊娠):移植後、エコーにより胚が子宮内に確認された割合を指します
※1参照元:【PDF】日本産科婦人科学会ARTデータブック※2022年時点。2024年のデータはまだ公開されておりません(https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf
※2参照元:メディカルパーク ベイフロント横浜公式※2024/1/1~2024/9/30時点(https://medicalpark-bf-yokohama.com/chiryo_jisseki/
※3参照元:「男性生殖器疾患」の治療実績数を、便宜上“男性不妊症”のランキングとしています。この件数には、他の病気の治療も含まれることがあります。
※4参照元:caloo(神奈川県の男性不妊症の治療実績)※DPC対象病院・準備病院・出来高算定病院の統計 (2022年4月〜2023年3月退院患者)(https://caloo.jp/dpc/disease/746/14
※5参照元:横浜市立大学附属 市民総合医療センター公式(2025年1月時点)(https://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/section/generative/danseifunin.html
※6 お電話での問い合わせは月曜・水曜・金曜のみ8:00~18:30、火曜・土曜8:00~16:30、木曜8:00~13:00、日曜8:00~13:00 (指定患者様のみ)、祝8:00~15:00

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