体外受精では質の良い卵子と精子を確保し、着床しやすい子宮環境を整えることが大切です。卵子や精子の質は、日々の食事や睡眠、運動といった生活習慣から影響を受けるといわれています。
たとえば、栄養バランスの偏りや睡眠不足、過度なストレスは、ホルモンバランスの乱れにつながり、卵子の成熟や子宮内膜の状態に影響を及ぼす可能性が指摘されています。体外受精に臨む際には、まず日常の生活習慣を振り返り、できることから改善していく姿勢が重要です。こうした体づくりは一人で行うものではなく、パートナーと協力して取り組むことで、より良い結果につながると考えられています。
体外受精に向けた体づくりでは、バランスの良い食事を基本としつつ、意識して摂取したい栄養素があります。タンパク質は卵子や精子の材料となるため、大豆製品・赤身肉・魚・卵などから日常的に摂るとよいでしょう。
ビタミンDは卵巣機能や着床との関連が注目されており、魚類やきのこ類に多く含まれています。葉酸はレバー・ブロッコリー・納豆などから、鉄分は豚レバー・牛モモ肉・かつおなどから、亜鉛は牡蠣や牛赤身肉から摂取できます。また、良質な油(コレステロール)はホルモンの材料となるため、オリーブオイルや青魚の脂なども適度に取り入れることがポイントです。
特定の栄養素に偏るのではなく、さまざまな食材をバランスよく組み合わせた食事を心がけましょう。
一方で、摂取を控えたい食品や飲料もあります。過剰な糖質の摂取はAGE(終末糖化産物)の生成を促し、卵巣機能に影響を与える可能性が指摘されています。甘い菓子類や清涼飲料水の摂りすぎには注意が必要です。
アルコールは治療期間中はできるだけ控えることが望ましいとされています。カフェインについては、1日あたりコーヒー2杯程度を目安にとどめるのがよいでしょう。また、冷たい飲食物は血行不良の原因となることがあるため、常温や温かいものを選ぶことをおすすめします。日頃の食習慣を少しずつ見直すことが、体づくりの第一歩となります。
軽い有酸素運動は、卵巣や子宮への血流を改善する効果が期待されています。週3回程度を目安に、無理のない範囲で取り入れるとよいでしょう。ただし、激しい運動はかえって体に負担をかけるため、治療中は控えめにすることが大切です。
睡眠中には成長ホルモンが分泌され、ホルモンバランスの維持に深く関わっています。就寝前のスマートフォンの使用を可能な範囲で控え、過ごしやすいように寝室の環境を整えるなど、質の良い睡眠がとれる工夫を心がけましょう。
下腹部の冷えは血行不良を招き、卵巣や子宮の機能に影響を及ぼす可能性があります。入浴時は湯船に浸かる習慣をつけ、腹部や足元を冷やさない服装を心がけましょう。ただし、高温すぎるサウナやホットヨガは治療中は避けたほうがよいとされています。
また、ストレスはホルモンバランスを乱し、着床率に影響を与える可能性が指摘されています。自分に合ったリラックス法を見つけることが大切です。
胚移植の前後は、いくつかの点に注意して過ごすことが推奨されています。まず、禁酒・禁煙を徹底し、激しい運動やお腹に力が入る動作は避けるようにしましょう。移植当日は長時間の入浴を控え、シャワー程度にとどめることが一般的です。
性交渉についても、担当医の指示に従い、一定期間は控えることが勧められています。一方で、過度に安静にする必要はなく、通常の日常生活を送って差し支えないとする見解が広まっています。重い荷物を持つことや長時間の立ち仕事は避けつつも、普段どおりの生活リズムを維持することが望ましいでしょう。移植後の過ごし方に不安がある場合は、自己判断せずに担当医へ相談することをおすすめします。
A. 食事や睡眠、運動といった生活習慣は、卵子や精子の質、ホルモンバランス、子宮環境に影響すると考えられています。日々の生活を整えることが、体外受精に向けた体づくりの基本となります。
A. タンパク質やビタミンD、葉酸、鉄分、亜鉛などをバランスよく摂取することが重要です。特定の栄養素に偏るのではなく、さまざまな食材を取り入れた食事を心がけましょう。
A. 過剰な糖質やアルコールの摂取は控えることが望ましいとされています。また、カフェインは適量にとどめ、冷たい飲食物の摂りすぎにも注意することが大切です。
A. 軽いウォーキングなどの有酸素運動は血流改善に役立つとされており、無理のない範囲で取り入れるとよいでしょう。また、質の良い睡眠を確保することでホルモンバランスの維持にもつながります。
A. 禁煙・禁酒を心がけ、激しい運動や腹圧がかかる動作は避けることが推奨されます。過度に安静にする必要はありませんが、無理のない範囲で普段どおりの生活を意識することが大切です。
体外受精の成功率を高めるためには、食事・運動・睡眠・ストレス管理など、日々の生活習慣をパートナーと一緒に見直していくことが大切です。すべてを一度に変える必要はなく、無理のない範囲で少しずつ取り入れていきましょう。不安や疑問がある場合は、専門のクリニックへお気軽にご相談ください。
体外受精のクリニック選びで大切なのは、ご夫婦の状況に合った治療を受けられることです。
横浜にあるクリニック14院※の口コミや実績を分析し、お二人の状況に寄り添った3院を調査しました。
40~41歳の妊娠率が、2025年1月時点で開示されている最新(2022年度)の全国平均の妊娠率が約30%(※1)に対して、約50%(※2)と平均を上回る実績があります。
卵子への負担を軽減する培養技術も活用し、妊娠が難しい患者様へのサポートに注力しています。
保育士常駐のキッズルームを設けており、「親子待合室」としても利用できます。
通常の待合室とは扉で区切られているため、待ち時間も周囲の視線を気にせず、お子さまと一緒にいられます。通院回数が多い体外受精でも安心して通えるクリニックです。
不妊の原因に多くみられる男性不妊症の治療実績(※3)において神奈川県内1位(※4)を誇る病院です。一般男性の約7人に1人(※5)にみられる「精索静脈瘤」、約100人に1人(※5)に発症すると言われる「無精子症」まで、他院では対応が難しい男性不妊治療を受けられます。
※妊娠率(臨床妊娠):移植後、エコーにより胚が子宮内に確認された割合を指します
※1参照元:【PDF】日本産科婦人科学会ARTデータブック※2022年時点。2024年のデータはまだ公開されておりません(https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf)
※2参照元:メディカルパーク ベイフロント横浜公式※2024/1/1~2024/9/30時点(https://medicalpark-bf-yokohama.com/chiryo_jisseki/)
※3参照元:「男性生殖器疾患」の治療実績数を、便宜上“男性不妊症”のランキングとしています。この件数には、他の病気の治療も含まれることがあります。
※4参照元:caloo(神奈川県の男性不妊症の治療実績)※DPC対象病院・準備病院・出来高算定病院の統計 (2022年4月〜2023年3月退院患者)(https://caloo.jp/dpc/disease/746/14)
※5参照元:横浜市立大学附属 市民総合医療センター公式(2025年1月時点)(https://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/section/generative/danseifunin.html)
※6 お電話での問い合わせは月曜・水曜・金曜のみ8:00~18:30、火曜・土曜8:00~16:30、木曜8:00~13:00、日曜8:00~13:00 (指定患者様のみ)、祝8:00~15:00